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不動産業者による『高預かり』とは

【高預かり】とは

「高預かり」とは、実際の相場よりも高い査定金額を提示して物件を預かる(媒介を取得)する手法です。

高預かりされた物件は売れにくいだけでなく、相場よりも安価で売却しなければならない事態にまで発展してしまうことがあります。

「高預かり」は悪質な不動産業者によるアプローチの1つです。

 

【査定額が高い=良い不動産業者】は間違い

「高預かり」は、意図的に相場より高い査定価格を提示することで売主を釣る行為といっても過言ではありません。

不動産売却を検討するにあたり、最初に売却査定を依頼します。

「査定額が高い不動産業者のほうが好印象」と考える売主様も少なくありません。

しかし、査定額とはあくまで予想額です。

予想が高ければ高く売れるというわけではありません。

従って、決して査定額が高いことが良い不動産という根拠にはならないのです

 

『高預かり』は売主様にとって大問題

相場より高い査定額に期待をして媒介依頼をした場合、当然相場よりも高い売出価格の設定となります。

✓販売開始しても反響がない

✓相場を無視した価格設定が不審がられる

✓販売期間がダラダラと長期化する

✓売れないことを理由に価格調整が続き相場を下回る結果となる

『高預かり』する不動産業者に依頼してしますと上記のように売主様にとって不利益な結果をもたらしてしまう恐れがあります。

 

【高額な査定よりも正確な査定】

売却査定で重要なのは「高額な査定」ではなく「正確な査定」です。

売却戦略を練ったり市場調査・反響状況をみて売出価格を調整できるのは正確な査定額があってこそです。

査定額が高いから売れるのではなく正確な査定額を踏まえて価格設定をすることで高額売却の可能性に挑戦することができるのです。

 

【査定の根拠】に注目する

大切なことは査定額ではなく査定額の根拠です。

売却査定の回答に以下のような根拠があるかが重要です。

・過去の成約事例

・競合となる物件情報

・付加価値になるストロングポイント

・マイナスポイント

・今後の市場展望

物件の特徴や状況が査定額に反映されているかが大切です。

 

【売却査定】を考える

売却査定で重要なのは査定額だけではありません。

いちばん重要なのは各社の販売戦略や販売実績です。

各社の組織形態や販売実績によって販売力や信頼度を確かめることができます。

「査定額が高いから」「大手だから」「仲介手数料が安いから」といった観点だけでなく、各社の販売戦略も必ず比較してください。

 

不動産業者との媒介契約においても売買契約においても売主様の意思判断で選択をします。

よりよい不動産売却にする為にも自衛・知識武装の意識を持つことが大切です。